人を大切にする経営で前年対比売上150%達成
社員の自主性と責任感を育て
単価アップにつなげる人財育成をしている小宮です。
部活や委員会でもめ事が発生。雰囲気が最悪です…。と高校生からお悩み相談。あなたはなんて答えますか?
もめる理由は意見が対立するから?
高校生であろうと、社会人であろうと一緒ですね。コミュニケーションが上手くいかないとチーム作りは上手くいきません。
ではなぜもめるのでしょうか?
それは「意見が対立するからです」、ではありません。
例えば、会社で会議やミーティングを行うと思いますが、ある議題に対して対立しないことはありません。既に全員一致しているなら、そもそも会議をする必要はないですし、それは情報共有会です。
「今度〇〇しようと思いますが、皆さんの意見を聞かせてください。」
会議:私(Aさん)はいいと思います。私(Bさん)は反対します。と、意見が一致しないで対立するのが会議です。
「今度〇〇しようと思いますが、皆さんの意見を聞かせてください。」
情報共有会:私(Aさん)もした方がいいと思っていました。私(Bさん)もした方がいいと思っていました。と、全員思っていることが既に一致しているならそれは会議ではなく、情報共有会ですよね。
全員が同じ価値観、考え方が一緒ではないですから、チーム作りをする上で意見の対立は当たり前であり、対立をしない方がむしろおかしいです。
ただ、意見が対立をすると必ずもめるのか、というとそうではないですよね。
リーダーとしての対処の仕方
高校生新聞 ONLineというものがあり、「【お悩み相談室】部活や委員会でもめ事が発生。雰囲気が最悪です…」という記事がありました。そこには以下の様なアドバイスがありました。
Q.チームの中で意見の対立が起きたとき、リーダーとしてどう対処すればよいのでしょうか?
A.対立は自然なことなので無理やりまとめない。まずは双方の意見を認めて。
立場が違えば、ものの見方が違ってきます。意見が対立するのは自然なことなので、「解決しなければ」と思い込まないことが大切です。どちらかが正しくて、どちらかが間違っているわけではないので、否定したり説得したりする必要はありません。
「AかBか」のどちらかを選ぶのではなく、「AもOK、BもOK」と、まずはそれぞれの意見を認めましょう。双方の意見に共通するところがあれば、「Aのこの部分とBのこの部分を生かして、新しいCという方法でやろうか」と、みんなが納得できる方法を提案することもできます。
双方の意見がどうしても相いれない場合には、「この部分に関しては、2つのグループに分かれて、各自がやりたい方法で進めるようにしようか」と提案するのでもかまいません。
無理に一つの意見にまとめようとせず、「どうしてそう思うのか」を聞いてみると、いろいろな選択肢が見えてくるはずです。
出典:高校生新聞 ONLine
もめる理由は?
もめる理由は、意見が対立するからではなく、お互い自分の意見に固執し、それを無理矢理意見を変えさせようとすると、もめ始めます。もめ始めると今後は目的が変わってきます。「相手の意見には絶対に屈しない!!」という目的です。そうなると、会議のテーマからズレてくるから、会議をしても意味ないですよね。
ですから、会議をする上での前提として、まずそもそも意見は全員一致していないのが前提。次に相手の意見をいきなり否定せず、まずは尊重するということ。
人の欲求として、「認められたい」というとても強い欲求があります。そのため自分の意見を出し、それを認めてもらいたいという欲求を誰もが持っています。ですから全員が「俺の意見凄いだろ。認めてくれ。」「私の意見凄いだろ。認めてくれ。」と思ってしまうのが普通ですが、それを全員が言っていては、もめ事に発展していきます。
相手の意見を否定せず、フラットな気持ちで聞くことができるのか、これはとても大事なポイントです。
まとめ
成果につながる強いチームにしていくためには、会議・ミーティングはとても大事です。ただ、そもそも意見が違うことから会議はスタートします。そして皆さんと話しあい、何かを決めていくわけですが、その時の判断基準がないと、お互いの価値観の対立が起き、もめ事に発展しやすいです。なので、判断基準となるモノが必要なのですが、その判断基準が会社の価値観となる理念です。社長、Aさん、Bさん、・・・、と皆さん価値観、考え方が違うのが当たり前です。だから、会社の理念を基準として、会議を進めていくことをお勧めします。
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