人を大切にする経営で前年対比売上150%達成

社員の自主性と責任感を育て
単価アップにつなげる人財育成をしている小宮です。

人材育成をする上で大切なことは、教育される側が主役だということです。

例えば、スポーツで考えればわかりますよね。

教育を受ける選手が主役で、コーチ、監督が脇役ですよね。

ビジネスにおける教育も一緒です。

教育を受ける側、つまり社員が主役なんです。

俺が教えてあげるんだからという深層心理は?

社員が主役だということをわかってなくて、俺が教えてあげるんだから的な感じで、偉そうに教えている人もいますが、こういう人って、教えるほど嫌われますね。

でも、なぜそうなってしまうのかご存知ですか?

こういう人の心理は、自分の立場を守りたい、認められたい心理から、人に物事を教えてあげよう的な上から目線になるんですね。

仕事以外で認められていない、例えば家庭で認められていないなどの場合、起きやすいです。

また、教えるというのは、一般的に教える側が立場が上ですから、教えることによって心の安定を図ろうという深層心理が働きやすいということも覚えておいて下さいね。

子供を主役にする仕事、ホスピタル・クラウン

私が色々と学ぶ中で、この人まさにリーダーだと思った方がいます。

その方は、ホスピタル・クラウンの、大棟耕介さん。

ホスピタル・クラウンとは、日本ではまだまだ馴染みがないかもしれませんが、病院を訪ねて、闘病中の子供たちを元気づける道化師のことです。

サーカスのピエロではないですが、そのようなイメージです。

欧米では80年代に始まり、今は治療法の1つとして認識されています。

日本で有名なのはアメリカ人の医師、パッチ・アダムスではないでしょうか。

彼は映画のモデルになり、ホスピタルクラウンの第一人者として世界中に知られていますね。

なぜ私が、ホスピタル・クラウンをされている大棟さんを、リーダーだと思ったのか。

それは、子供達を主役にしているからです。

ある時、ジャグリング用のボールをわざと何度もポロポロ落としていたら、5歳の女の子に「もっとマジメにやりなさい!」と叱られた。
彼女はしょっちゅう入退院を繰り返し、ベッドからほとんど動けず、自力で食事をすることもままならない子だった。その子がベッドから立ち上がって、僕のドジを厳しく注意している。
「もっとマジメにやりなさい」
これは僕にとって、1番うれしい褒め言葉だ。
大棟耕介『ホスピタルクラウン〜病院に笑を届ける道化師〜』サンクチュアリ出版

病院に入院している子供達は、痛い注射に苦い薬、退屈な検査に怖い手術。家族とも離れ離れになり、子供たちの心には見えないストレスが溜まり、元気がなくなっている状態です。

それをホスピタル・クラウンは、子供達に笑いを届け、そして彼らを主役にしていくんです。

ベッドからほとんど動けず、食事もほとんどままならない子が、ベッドから立ち上がって、「もっとマジメにやりなさい」

教育によって、相手が意思を持って動いてくれる。

これが自主性であり、積極的に動いてくれるようになったら本当に嬉しいですよね。

そういった意味で、子供からの「もっとマジメにやりなさい」って1番のほめ言葉ですよね。

まとめ

教育において、教育を受ける社員が主役であり、あなたは脇役です。

この意識を持っているだけでも、接し方、言葉遣いや雰囲気が変わってきます。

そして、人に教えることほど、学べることはありません。

リーダーは、周りを主役にしてくれる人であり、そんな人に周りはついていきます。

個性あふれる主役の人たちを、あなたが脇役になって増やしていきませんか?

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小宮勇人

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