人を大切にする経営で前年対比売上150%達成
社員の自主性と責任感を育て
単価アップにつなげる人財育成をしている小宮です。
こんなリーダーについていきたいと思われるリーダーと、この人にはついていきたいきたくないと思われる方と、どのような違いがあるのでしょうか?
「最高のリーダーほど教えない」という本があります。
最高のリーダーほど教えない ―部下が自ら成長する「気づき」のマネジメントposted with ヨメレバ鮎川詢裕子 かんき出版 2018-07-23 AmazonKindle楽天ブックス楽天kobo
「教えない」最高のリーダーになりたければ、とても大事なキーワードです。そして「教える」のではなく「気づかせる」がポイントです。
この本の「はじめに」にこんなことが書いてありました。
以下の様な部下に悩んでいませんか?
・やる気が見られず、何を考えているのかわからない
・会議に出ても意見を言わない
・反抗的、批判的な態度を取る
・やると言ったのに期限になっても出てこない
・指示を待つばかりで、自発的な提案がない
・チームの成果よりも自分の成果を考える
・求めているレベルになかなか育たない
・なかなか自信が持てず心の壁を超えられない
社員教育、チーム作りをするにあたって必ず出てくる問題ですね。
やる気ないダメ社員の特徴
「ダメ社員を育てる」というのは、普通に考えると「ダメ」から「できる社員」に育てることをイメージするかもしれませんが、逆です。
やる気があり、「できる社員」を「ダメ社員」にするという事です。(笑)
ある人に取ったら得意かもしれませんが、私はもちろん苦手です。ダメ社員の特徴を以下にあげます。
【ダメ社員8つの特徴】
1.やる気が見られず、何を考えているのかわからない
2.会議に出ても意見を言わない
3.反抗的、批判的な態度を取る
4.やると言ったのに期限になっても出てこない
5.指示を待つばかりで、自発的な提案がない
6.チームの成果よりも自分の成果を考える
7.求めているレベルになかなか育たない
8.なかなか自信が持てず心の壁を超えられない
ダメ社員にするのが得意な人もいると思いますが、実際は心から望んでませんよね。そして逆説的に考えるといい発見が見つかるかもしれません。
やる気がない人はいない
前提としてそもそもやる気がない人はいないという事です。
例えば新入社員は、やる気に満ち溢れてます。 理由は、面接の際、以下のようなやる気を感じない方は採用しないからです。
上記の8つあるダメ社員の特徴から考えてみると
1.やる気が見られず、何を考えているのかわからない
2.質問されても意見を言わない
3.反抗的、批判的な態度を取る
4.「面接に行きます」と言ったのに来ない
以下の4つは、面接時ではまだわからない段階なので、今回は外します。
5.指示を待つばかりで、自発的な提案がない
6.チームの成果よりも自分の成果を考える
7.求めているレベルになかなか育たない
8.なかなか自信が持てず心の壁を超えられない
やる気のない人をダメ社員にする方法
ということで、やる気ある新入社員をダメ社員にするという事を、4項目に絞りそれぞれ見ていきます。
やる気ある新入社員を
↓
「1.やる気が見られず、何を考えているのかわからない」社員にする
実は「やる気の奪い方」は簡単です。
それは、機械のように毎日同じことをさせ、評価しないことです。
新入社員ってなぜやる気があるのか?
それは、新しいことにチャレンジするからです。 だから、新しいことをさせては、やる気が出てきてしまうので、させないでくださいね。
あと評価については、いい評価はやる気につながってしまうのはわかると思いますが、ダメ評価を毎日し続ければやる気を奪えるのではないか、そう思う方もいると思いますが、逆効果の場合もあります。
「このやろう~」というやる気がメチャメチャ出てしまう可能性があります。 仕事を評価しないで、仕事を淡々とし始めたら、やる気が無くなり始めた証拠です。いい感じにやる気を奪う事に成功してます。
やる気ある新入社員を
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「2.会議に出ても意見を言わない」社員にする
もともと会議で積極的に意見を言う人は少ないので、さらに消極的にするのは簡単です。
「会議に出ても出なくても意味ないじゃん」こう思わせたら勝ちです。更にやる気のない社員になっていきます。逆にこの人の意見がないと会議が進まない、そのような状況を作ってしまうと、やる気が活性化してしまいます。また「意見が反映される」「職場の環境改善につながる」「給料につながる」と思われると、やる気につながってしまうのでしないようにして下さい。
やる気ある新入社員を
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「3.反抗的、批判的な態度を取る」社員にする
これも簡単ですね。人は鏡なので、あなたが愚痴・不平・不満をいい怒っていると、相手も同じようなことを始めます。
なので、感謝して、いつもニコニコしているとダメ社員になってくれません。人ってわかって欲しい存在なんです。だから、話を聞いてくれない、わかってもらえない人がいると、いい感じに反抗的、批判的なダメ社員ができます。
具体的には、社員の話を聞かず社長一人で決めていくんです。くれぐれも社員に決めさせて、社員に成果を出させてはダメですよ。社員から感謝されてしまいます。
やる気ある新入社員を
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「4.やると言ったのに期限になっても出てこない」社員にする
夏休みの宿題と一緒ですね。ギリギリになって何とか仕上げる人もいますが、期限に出さなくても関係ないと思っている人は出さないですね。
仮に期限を言ってきても、「いつだしてもいいですよ」「あなたのタイミングで出してください」そう言うとだいたい期限内に出さないですね。
ポイントは期限に対する重要感を感じさせないこと。また期日を切り、タスクを洗い出し、イレギュラーなことも考え、スケジュールを組んでしまうと、期日内に提出されてしまいます。気を付けてください。
まとめ
以上がやる気ある新入社員のやる気を奪う方法です。いい感じにやる気ないダメ社員が育ちます。
いかがでしたか?
人はわかって欲しい存在です。なので、話を聞いてくれる、評価される、自分の発言、思考、行動が変化につながっていると実感すると楽しいんですね。
趣味が楽しいのはまさにこの部分です。
新入社員は何もわからない存在です。転職者もあなたの会社のやり方、ルールはわからないです。なのでやり方、ルール、作業手順は教えてあげてください。
大切なのは、それをやってもらって、実際どうだったのかを話が聞けるのかどうかです。その時色々と出てきますが、ここでつい余計に教えてしまう事があります。
まずは質問して相手に考えさせて気付かせるサポートをして下さい。
「作業手順書通りやってどうだった?」→「上手くいきませんでした」
「どう記載していたら上手くいっていましたか?」→「〇〇と記載があったら上手くいっていました」
「次は上手くいきますか?」→「はい、上手くいきます」
あなたは社員にどのように気付かせていますか?
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Efyees株式会社
小宮勇人
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