人を大切にする経営で前年対比売上150%達成
社員の自主性と責任感を育て
単価アップにつなげる人財育成をしている小宮です。
人材育成をする上で大切なことは、従業員を幸せにすること。
なぜなら従業員が幸せになれば、生産性が向上するから。
いいですよね。
社員の「幸福度」を上げる人材育成してますか?
人材育成は幸福度教育である
企業経営になぜ「幸せ」が必要なのか。はじめに幸福学を研究する前野氏が語った。
「幸せな従業員は不幸せな従業員より創造性が3倍高い、という研究結果があります。これは、従業員が幸せになるとイノベーションが3倍起きる、ということです。幸せな社員はパフォーマンス・生産性が1.3倍高い、というデータもあります。
また、幸せは生産性を上げるだけでなく、欠勤率や離職率を下げることにもつながります。
さらに、組織を活性化し、人は長寿で利他的になる。従業員の幸福度を高めることは、よりよい経営、人事につながるのです」
幸せを感じ幸福度が高い人が、生産性が高い。
上記はそのような話ですが、考えてみても分かりますよね。
あなた自身、「幸せ」な時と「不幸せ」な時とどっちが生産性が高いですか?といったら、当然「幸せ」な時です、と答えると思います。
中には、「いや、不幸せな時、メッチャ生産性が上がります」という人もいるかもしれません。
ただこれは継続しないですよね。またこの時のエネルギーは破壊的エネルギーなんで、外(モノや人間関係)を破壊するか、やけくそに仕事をして、のちのちご自身の体を破壊していくので結局継続しません。
人材育成の目的は、社員の生産性を上げること。
先ほどの記事で「幸せな社員はパフォーマンス・生産性が1.3倍高い」という話であるなら、人材育成は「幸福度教育」といってもいいですよね。
幸福度教育とは?
例えば、味に鈍感な人を美味しいお店に連れて行ったとしても、あまり喜びません。
クラシック音楽に興味ない人をクラシックコンサートに連れて行ったとしても、あまり喜びません。
ピカソの絵を見て感動する人もいれば、変なのといって感動しない人もいます。
何が言いたいかというと、幸福度教育とは、あなた自身の幸せを受け取れる力、感受性を高めていかないと、幸せになれないという事。
例えば、プロの料理人なら、出された料理を見ただけで何かを感じるわけです。そして少し味見をして、ダシの取り方、塩の加減、作り手の気持ちまで受け取るわけです。
クラシック音楽も絵画鑑賞もいっしょで、どれだけ受け取れる力を持っているのか、素敵だな、そうでないなと判断できる感受性を持っているのかどうか、これによって感動レベルは変わってきます。
プロの料理人はなぜ料理に対して感受性豊かなのか?それは料理を食べた際、何度も感じて感性を磨いているからです。
それと同様に、幸せに対して感受性を磨いていく必要がありそうですね。
「幸せな社員はパフォーマンス・生産性が1.3倍高い」
心が幸せを感じる4つの因子
幸福学を研究する慶応義塾大学大学院SDM(システムデザイン・マネジメント研究科)教授の前野隆司先生は、研究で心が幸せに感じる4つの因子を突き止めています。
それは、
その1:やってみよう!因子(自己実現と成長の因子)
夢や目標を持つワクワク、それが叶った充実感を感じることが多い人が持つ幸せ因子。
その2:ありがとう!因子(つながりと感謝の因子)
人の喜ぶ顔を見るのがうれしい、愛情や感謝の気持ちを感じている人が持つ幸せ因子。
その3:なんとかなる!因子(前向きと楽観の因子)
肯定的に物事をとらえ、切り替えが上手で落ち込みを引きずらない人が持つ幸せ因子。
その4:あなたらしく!因子(独立とマイペースの因子)
他人と自分を比べずマイペース、オープンマインドで自己概念が明確な人の幸せ因子。
「やってみよう!」「ありがとう!」「なんとかなる!」「あなたらしく!」
この4つを社員一人ひとりが感じられるかどうかが、幸せの感受性アップにつながりそうですね。
そのためにもまずは社長自身からですね。
「やってみよう!」「ありがとう!」「なんとかなる!」「あなたらしく!」
口癖にしていきましょう。
まとめ
「幸せな社員はパフォーマンス・生産性が1.3倍高い」
言われればわかります。
そして、仕事のやり方を教えることは大事です。ただこれだけでは上手くいきません。なぜなら幸せに対する感受性が低ければ、幸せだと思わないですから。
また人それぞれ幸せに対しての価値観がちがいます。だから、ご自身を探求することが必要なんですね。
大事なのは、やり方や技術を教えるのと同時に幸せに対する感受性を磨いていくことも大事だという事ですね。
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小宮勇人
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