人を大切にする経営で前年対比売上150%達成
社員の自主性と責任感を育て
単価アップにつなげる人財育成をしている小宮です。
社員に不満を言わせる。
これを嫌う経営者の方が多いと思います。
不満を聞いていても面白くないですから、不満を言っているならさっさと仕事しろって思うのが普通だと思います。
けど、この「不満を言う」というところの見方を変えていきませんか?というのが今日のテーマです。
私は社員研修の際に、社員さんに会社の不満を言いましょう!!って促します。
ただそういってもすぐ言ってくれないので、こんな話をします。
ユニクロのエアリズムという商品をご存知でしょうか?
そしてそのベージュ色がヒットしているんです。
エアリズムのベージュ色は、ユニクロに対するクレームから商品がうまれたそうです。
1995年、ユニクロは全国紙一面に「ユニクロの悪口言って100万円」という広告を掲載しました。
そしたら約1万通の応募があったようです。
1万通のクレーム
どうですか?
最悪ですよね。笑
ただその中のクレームにこんなのがありました。
「白の肌着は首回りも腕も透けて見えるのでなんとかしてほしい」
「レジに並んで大勢待っているのに、手の空いている店員が手伝おうともしない、補整待ちが長く、しかも仕上がりが雑」
ユニクロの柳井社長はこのクレームを活かして、価値ある商品に変えたんですよね。
柳井社長はこのキャンペーンでこんなことを言っていました。
「1 万通前後の応募がありましたが、ほとんどは漠然と気づいていたことでした。しかし、実際に『ここが悪い』『こう直してほしい』といわれてみないと実感できないし、直せない。不良品と指摘された商品は、すべて返金・回収して調べてみると、確かに悪いものもあるが、そうでないものもある。
商品を改善するときの前提はどの商品の、どこが、どの程度悪いのかをつかむ必要がある。
その上でできることと、できないことをはっきりさせて、初めて具体的に改善していくことができる。商品以外の問題点も同じ」
他にも沢山あったでしょうが、それらをクレームとして捉えるのではなく、「新商品の卵」「サービス向上のヒント」「ダイヤの原石」と見れるかどうか?
社員のクレームも一緒ですね。
「誰が給料払ってるんだと思ってんだ。文句言う前にさっさとやって結果出せ。」
と思うのか
「うっひょっひょっひょっ、いいクレームだね〜。これを改善したら結構金になりそうじゃない」
と思うのか(笑)
あなたの社員はどんなステキなクレームを持っていますかね?
「あなたの会社で働きたい」と言われる
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Efyees株式会社
小宮勇人