人を大切にする経営で前年対比売上150%達成
社員の自主性と責任感を育て
単価アップにつなげる人財育成をしている小宮です。
「人を動かせる人の50の小さな習慣」という本からです。
「二流のリーダー」と「一流のリーダー」についての対比が非常に分かりやすいです。
目次の一部分ですが、あなたはどの文章が好きですか?
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二流のリーダーは、自分よりを劣る部下を採用する
一流のリーダーは、自分より優れた部下を採用する
適材適所だけでは足りない。
「適時」でなければならない。
二流のリーダーは、部下の成長を求める。
一流のリーダーは、自分の成長を求める。
二流のリーダーは、部下を教育する。
一流のリーダーは、部下に教育される。
二流のリーダーは、教える。
一流のリーダーは、気づかせる。
教育とは、暗示をかけることだ。
暗示には、否定語を使わない。
二流のリーダーは、教える。
一流のリーダーは、学習するチームをつくり上げる。
二流のリーダーは、教える「教師」である。
一流のリーダーは、育てる「導師」である。
二流のリーダーは、肝心な質問にだけ答える。
一流のリーダーは、つまらない質問にも答えてくれる。
二流のリーダーは、トップに「希望」を説き、現場に「危機感」を与える。
一流のリーダーは、トップに「危機感」を与え、現場に「希望」を与える。
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二流のリーダーは、自分よりを劣る部下を採用する
一流のリーダーは、自分より優れた部下を採用する
これを読んで松下幸之助さんの話を思い出しました。
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ある記者が松下幸之助に下記のような質問をした。
「松下さん、いままで経営をしてこられたその経験から、指導者として必要な条件は、いろいろとあると思われますし、すでに折々にいくつか挙げておられますが、しかし無理なことだとは思いつつ、あえて質問させていただきます。指導者、経営者にとって、ただひとつ、必要な条件、これだけは、絶対に持っていなければならない条件をひとつだけ挙げて頂けませんでしょうか、いかがでしょうか」
「う~ん、そうですなあ、ひとつね、ひとつだけですな。ま、ひとつだけ指導者に必要な条件を挙げよと言われれば、それは、自分より優れた人を使えるということですな。そう、これだけで十分ですわ」
記者は、大きくうなずき、私(松下幸之助側近:江口 克彦)は、なるほどと納得した。
終わって、松下に、その答えに感銘したということを告げると、
「そりゃそうやろ。経営者にとって大事なことは、優秀な部下を集め、あるいは、育てることや。いくら優秀な人でも、人間ひとりには、限界があるわ。なんでも一番ということはない。自分より、優秀な人はいっぱいいる。だからな、指導者が、なんでもオレがオレが、と言ってもできんわけや。むしろそういう自分より優れた人を傍に集めて、その人たちを活かし使う能力というか、そういうことができるということであれば、その人は、それで十分、立派な指導者と言えるけど、得てして、指導者という人は、自分より優れた人を遠ざけるな。だから、いくら優秀でも、自分の程度にしか成功せんわけや」
引用:東洋経済 ONLINE 松下幸之助が考えた「指導者の条件」とは?
http://toyokeizai.net/articles/-/61778
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松下さんが考える一つだけ指導者に必要な条件が、「自分より優れた人を使える」ということ。
そしてなんと本田宗一郎さんも同じようなことを言っています。
それは「どうだね、君が手に負えないと思う者だけ、採用してみては」。
面白いですね。
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本田技研工業(以下、ホンダ)の創業者、本田宗一郎はホンダという会社を経営するにあたり、あえて自分と性格の異なる人間、自分にはないものを持つ人間と組むことを考え、実行している。「自分と同じなら2人は必要ない」として、自分が苦手とする経営や販売の得意な藤沢武夫とともにホンダを創業し、生涯の盟友として大切にしている。
しかし、現実には反対のことを考える人が少なくない。ワンマン経営者はとかく、自分より劣る人間や、従順な人間を置きたがる。上司は自分の力量を上回る部下よりは、使いやすい人間、自分の言うことを何でも聞いてくれる人間を好む傾向があるものだ。
たしかにその時は楽だろうが、もしそんな人間ばかりだったら、会社は成長どころか縮小均衡へと向かうことになる。ある日、本田は採用担当の試験官にこう提案した。
「どうだね、君が手に負えないと思う者だけ、採用してみては」
面接官は限られた時間の中で適性を見抜く必要がある。社風に合うか、会社が期待する成果を上げられるか見抜こうとするが、本田は「できのいい子」ばかりではなく、規格外の子を採ったらどうかと考えていた。
「試験官が気に入るような学生ばかりだったら、どんなに頑張ったところで伸びるのはせいぜい試験官のレベルまで」
試験官が手に負えないと思ったなら、試験官以上に伸びる可能性を秘めているということだ。従順な部下は決して上司を超える存在にならない。本田が望んだのは「上司を凌駕する部下」であり、「会社の枠を超えるほどの学生」だったのである。
どうだね、君が手に負えないと思う者だけ、採用してみては ── 本田宗一郎
https://www.huffingtonpost.jp/wisdom/honda-souichiro-recruit_b_6638812.html
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ついつい従順な部下って使いやすいから「こういう人がどんどん増えてくればうちの会社も更に大きくなるのに」と思ってしまいます。
ただ、実はその考え方が会社が成長する可能性を奪っているという見方もできそうですね。
ではどうしたらいいのか?
是非、コミュニケーションスキルを磨いてください。
サーカスの人達が猛獣を扱えるように、コミュニケーションスキルを磨けば、自分より優れた人も喜んであなたについていきます。
楽しいですよ。
あなたのコミュニケーションスキルは、誰もが扱えるペットレベルですか?それとも普通の人では扱えない猛獣レベルですか?
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Efyees株式会社
小宮勇人