人を大切にする経営で前年対比売上150%達成
人材確保につなげる人財育成をしている小宮です。
3年で3割から5割。
この数値わかりますか?
新卒新入社員の退職する割合です。
入社して3年以内に、3割から5割の人が辞めています。
どう思いますか?
退職者多いなぁ~、
それともチャンスじゃん、
ですかね。
従業員5人未満の会社だと新卒の65%の方が3年以内に離職
人手不足という状況は相変わらずよくなりませんが、実はチャンスは色々と転がっています。
新入社員として入社しても3割~5割が辞めているんですね。
具体的には、
・大卒者(建設業) 約3割
・高卒者(建設業) 約5割
事業所規模別だと
・大卒(H27年)
従業員5人未満の会社 57.0%
従業員5人~29人の会社 49.3%
従業員30人~99人の会社 39.0%
・高卒(H27年)
従業員5人未満の会社 64.3%
従業員5人~29人の会社 55.9%
従業員30人~99人の会社 46.3%
という状況です。
大卒就職者の状況
大卒就職者の状況です。
3年で3割の離職状況が約20年間も続いています。
「仕事内容」と「人間関係」が早期離職の理由として多いようです。
そして、「小規模の企業に転職した割合」は32.3%で、「賃金が1割以上減少した割合」は45.6%と、中小企業にとっては嬉しい結果もあります。
賃金以上に大切にしたい何かがあるんでしょうね。
・入社後「3年3割」は約20年間続いている。
・早期転職者のうち、初職と比較して「小規模の企業に転職した割合」は32.3%で、「賃金が1割以上減少した割合」は45.6%となった。
また、「小規模企業への転職」や、「賃金が減少する転職」ともに半数以上が満足と回答。
・早期転職者における、早期離職の理由は「仕事内容への不満」51.5%、「人間関係への不満」40.9%の2項目が突出して高い。
・早期転職をしたかどうかにかかわらず、現在の自分の仕事に対し「活躍実感がある人」は25.1%、そのうち「現在の仕事に納得している人」は64.9%となった。一方、「活躍実感がない人」は37.7%で、そのうち「現在の仕事に納得している人」は25.1%となった。
・望ましい初期キャリアの要素を「自己理解」「仕事理解」「キャリア積極性」の3要素(計8項目)とし仕事に対する納得度との関係を見たところ、3要素ともに納得度との相関がみられた。
・学生生活から入社後における様々な経験と、望ましい初期キャリアの要素の関係をみたところ、特に就職活動では、条件(労働時間・給与など)よりも仕事の意義や意味を重視して企業選びをすることが望ましい初期キャリアの要素獲得につながりやすいということがわかった。
引用:日本の人事部/大卒就職者の入社後3年以内離職率は約20年間、3割前後で推移。早期転職者の離職理由は「仕事内容への不満」、「人間関係への不満」の2項目が突出して高い~『若者にとって望ましい初期キャリアとは』調査結果:全国求人情報協会
こちらは大卒者の産業分類別3年以内離職率の推移です。
建設業は、他業種に比べて離職が多いのがわかりますね。
こちらは、従業員の規模別です。
小さい会社ほど3年以内離職率が高いのがわかります。
高卒就職者の状況
こちらは高卒者の産業分類別3年以内離職率の推移です。
建設業は、他業種に比べて離職が多いのがわかりますね。
大卒(28.9%)と比べると高卒(46.7%)は、離職率が大きいのがわかります。
こちらは、従業員の規模別です。
小さい会社ほど3年以内離職率が高いのがわかります。
まとめ
最近の若い子は「根性がない」とか「すぐ辞める」とか色々と意見はあると思いますが、実は昔から離職率は大きく変わってません。
いや、むしろ離職者が減ってます。
建設業-大卒者
H15年は37.9% → H27年は28.9%
建設業-高卒者
H15年は57.4% → H27年は46.7%
ただ、3年以内離職率は依然高い状況です。
人材不足状況ではありますが、人の離職、転職は確実にあります。
であれば、人を増やすチャンスが必ずあります。
キーワードは、「仕事内容」と「人間関係」です。
このミスマッチが、若い人達の離職に大きな影響を与えています。
会社を成長させるためにも、今一度見直してみませんか?
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小宮勇人
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