人を大切にする経営で前年対比売上150%達成

社員の自主性と責任感を育て
単価アップにつなげる人財育成をしている小宮です。

 

毎月の人材市場の公的データを公表しているヒューマンタッチ総研が、建設業に特化した人材関連の様々な情報、最新の雇用関連データもまとめています。

人手不足の状況はさらに続いているようです。

  

建設業の人材不足は更に状況が悪化中

25カ月連続で前年同月を上回り、39カ月連続で前年同月を上回り、40カ月連続で前年同月を上回りって厳しい状況がどんどん更新されてます。

いつか止まるだろう、そう思っている方もいるかもしれませんが、止まったところで厳しい状況は変わりません。

  

■ 建設業界の最新雇用関連データ(2018年9月28日総務省・厚生労働省公表)

・建設業の新規求人数

ハローワークにおける新規求人数は67,686人(同104.7%)と25カ月連続で前年同月を上回り、建設業界における人材需要は活発な状況が続いている。

・建設技術職の雇用動向

建築・土木・測量技術者(常用・除くパート)の有効求人倍率は前年同月比0.64ポイント上昇して6.32倍となった。39カ月連続で前年同月を上回っており、厳しい人手不足の状況は長期化している。

・建設技能工の雇用動向

建設・採掘の職業(常用・除くパート)の有効求人倍率は、前年同月比0.92ポイント上昇の5.14倍となった。40カ月連続で前年同月を上回っており、建設技能工についても厳しい人手不足の状況が長期化している。

引用:ヒューマンタッチ総研 国内の人材市場動向数値 (建設業界編)10月

  

女性職人もいる、8年間で25人の採用

日刊建設工業新聞の「技・人づくり専門工事業ファイル」の記事から、内装工事をしている株式会社東和さんの人材確保についてのお話です。

「このままでは技能を継承していけなくなる」と思い、2009年から高卒者の定期採用を目指し、県内の高校に求人票を出し始めたようです。

その結果、採用人数には波があるようですが、毎年数人を確保し、これまでに25人を採用したようです。またその中には職人を目指して入職した女子社員もいたようです。

8年間で25人(年間3人~4人)っていいですよね。

  

 「このままでは技能を継承していけなくなる」。

そんな危機感から、同社が直接採用する形で高卒者の募集に取り組むことを摸索。8年ほど前(2009年)から高卒者の定期採用を目指し、県内の高校に求人票を出し始めた。石田社長のつてで北海道松前町も毎年訪問。働き手の確保に力を注ぐ。採用人数には波があるが、毎年数人を確保。来春入社の内定者2人を含め、これまでに25人を採用した。中には職人を目指して入職した女子社員もいる。 

引用:技・人づくり専門工事業ファイル・2/東和

 

採用後の人材育成は?

採用後の人材育成は当然行っています。

まずは、一通りの作業を経験して、そのうえで3週間の合宿生活。
合宿生活後は、本社倉庫で実践的な内装研修を合計273時間実施しています。

徹底的に教育が行われていますね。

4月に入社した社員はまず、各現場を回って軽鉄ボード、クロス、床などの作業を手伝いながら一通りの仕事を体験。その上で5月中ごろから富士教育訓練センター(静岡県富士宮市)で3週間にわたる合宿生活を行い、内装の基礎を学ぶ。


 同センターでの研修後は、本社倉庫の架台を利用した実践的な内部研修が待っている。「アカデミー」と称する研修の講師は同社のベテラン職長などが務め、▽壁ボード貼り基礎▽LGS(軽量鉄骨)施工基礎▽LGS・ボード初級▽GL(石膏ボード直張)工法基礎▽石綿吸音板仕上げ▽点検口取り付け作業▽復習・まとめ-を合計273時間にわたって実施。即戦力として現場作業ができるよう育て上げる。


 「手探りで行ってきた育成の取り組みがようやく形になってきた」。石田社長の実弟で、採用業務を担当する石田信次常務はそう話す。


引用:技・人づくり専門工事業ファイル・2/東和

 

採用後の定着活動について

せっかく採用して、技術を教えて、それで辞められたりしたら非常に悲しいですよね。

だからセットで必要なのが、定着に対しての活動です。

育てたら転職しないでずっと働いて欲しいですが、そういかないんですよね。

むしろ転職が非常にしやすい世の中ですからね。

新卒者を定着させることを意識し、積極的な声掛けにも心を配る。現場に直接出向くことが多い彼らが月に1度は会社に集まる場を設け、社長も食事に誘うなどしてコミュニケーションを取りやすい雰囲気をつくる。


 「技術の東和」を標ぼうする同社。一定の実務経験積んだ人材には技能検定試験の受験も奨励し、過去に合格した先輩がアドバイスする受験対策指導や現地トライアルにも出向かせる。資格を取得すれば、職務手当が支給され、「本人のやる気も見違えるように変わってくる」(石田常務)という。

引用:技・人づくり専門工事業ファイル・2/東和

株式会社東和の石田常務は、以下のような事に力を入れています。

・積極的な声掛け
・直接現場に出向く
・社長との食事会
・技能検定試験の推奨
・資格手当 など

  

まとめ

何度も書いてますが、人手不足の状況はますます厳しくなってきますね。

その様な状況でも、人材を確保している会社はあります。

共通して思うのが、人材確保・育成・定着に対して真剣に取り組んでいるという事です。

これをおろそかにして、人材を確保している会社は残念ながらいないです。

ますます人手不足の状況が厳しくなる中、人材を確保できる会社が生き残っていきます。

「人を大切にしようとしている」あなただからこそ、今後ますます求められる時代になります。
 
 
ということで、「人を大切にする」経営者方を集めてのイベントを行います。
タイミング合う方、遊びに来てくださいね。

「社員・協力会社を大切にする経営飲み会」

  

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小宮勇人

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