人を大切にする経営で前年対比売上150%達成
社員の自主性と責任感を育て
単価アップにつなげる人財育成をしている小宮です。
【親に言われて傷つく25個の言葉】というのがあったのですが、これって人材育成の際、上司から部下に結構言っていたりするんじゃない?と思いました。
ちなみにダメダメだった頃の私は、結構上司に言われてました。まぁそれがあって、努力して今があるのですが、この言葉を言ったら最近の若い人はついてこないよなぁ~と思いました。
【上司に言われて傷つく25個の言葉】
『【親に言われて傷つく25個の言葉】ウザい!むかつく!中学生が反抗するのも当然です』という記事がありました。あなたが中学生の頃、親に以下のような言葉を言われたことありますか?
- 「さっさと風呂入れ!」
- 「ちゃんと服着ろ!」
- 「なにやってんの!」
- 「勉強しろ!」
- 「部屋かたづけなさい!」
- 「何時まで寝てんの!」
- 「文句言わずに従いなさい。それができなかったらスマホ取りあげるからね!」
- 「お父さんそっくり」
- 「おにいちゃんなんだから」「おねえちゃんなんだから」
- 「おにいちゃんのくせに」「おねえちゃんのくせに」
- 「どうせ、でけへんくせに」
- 「やる気あんの?」
- 「だからあんたはあかんねん」
- 「使えへんなあ」
- 「頑張りなさい!」
- 「親の苦労もしらんで」
- 「あんたのために言ってるのよ」
- 「親にむかってなんなの」
- 「育ててやってるのに」
- 「誰のおかげだとおもってんの」
- 「あんたはいっつも逃げる」
- 「◯◯ちゃんみてごらん!」
- 「そんな子に育てた覚えはない」
- 「口答えするな!」
- (言葉ではないのですが)自分のモノを勝手に触る
出典:【親に言われて傷つく25個の言葉】ウザい!むかつく!中学生が反抗するのも当然です
これを読んで「昔親に言われたなぁ~、ホントうざかった」という人もいるのではないでしょうか?ただ、これって、人材育成においても一緒だなと思ったんです。
例えば上司が部下に、
【上司に言われて傷つく25個の言葉】
- 「さっさと残業しないで帰れ!」
- 「ちゃんと作業着を着ろ!」
- 「なにやってんだよ!」
- 「勉強したの?」
- 「倉庫かたづけなさい!」
- 「何時まで寝てんの!」
- 「文句言わずに従いなさい。それができなかったら減給だからね!」
- 「お前のおやじそっくり」
- 「男なんだから」「女なんだから」
- 「新人のくせに」「経験ないくせに」
- 「どうせ、でけへんくせに」
- 「やる気あんの?」
- 「だからあんたはあかんねん」
- 「使えへんなあ」
- 「頑張りなさい!」
- 「先輩の苦労もしらんで」
- 「お前のために言ってるんだよ」
- 「上司にむかってなんなん」
- 「育ててやってるのに」
- 「誰のおかげだとおもってんの」
- 「お前はいっつも逃げる」
- 「同期の◯◯見てみい!」
- 「そんな風に育てた覚えはない」
- 「口答えするな!」
- (言葉ではないのですが)自分のモノを勝手に触る
【親に言われて傷つく25個の言葉】を若干変えたんですが、新人が上司から上記の言葉を言われたら、親に対して「うざいなぁ」と思うのと同様に、「うざいなぁ~」と思われそうですよね。
ただ、昔は上司から言われても部下は我慢していました。私もさんざん上記のような言葉を言われ怒られ育てられてきました。(笑)とても嫌でしたけど、自分のためだと思い、我慢して頑張りました。だから、成長し今があります。
あなたへの成功教育が今の失敗教育になる
沢山上司に怒られ、我慢して努力して結果を出してきたと思っている経営者の方は、ある意味それが結果を出すための教育だと思ってしまうわけです。
ただ、これが足を引っ張ります。
かつては機能した教育方法、少なくとも結果を出したあなたに対しては機能したわけですが、最近の若い人達にはこの教育方法では通用しないですよね。
教育というと、つい教えることが教育だと思ってしまいますが、自主性や積極性を伸ばしてきたいなら、間接的メッセージがとても有効です。
つい部下が失敗すると、「次回はこうしろ」とついアドバイスを与えたくなってしまいますが、このような直接的メッセージだと、相手は考えないし、もしわからないことがあればすぐ上司のところに聞けばいいし、と自主性や積極性が育ちにくいんですね。
別な言い方をすると上司がアドバイスをすることで、部下の自主性を伸ばすチャンスを奪っているんです。
では間接的メッセージとは、どういうものかというと、それが私が行っている「のみーティング」なんですが、直接私が社員の方に「こうしなさい」「ああしなさい」ではなく、成功会社のDVDを見て、それぞれに感想を聞いていきます。
そして、「今後どうしていきたいですか?」と聞けばいいんです。たったこれだけで、社員から会社をよくしていきたい案が出てきます。これが自主性の一歩目です。
ポイントは気付いて自分で築かせるということ。上司は彼らがそうできるようにサポートすることが大事なんです。
また他の間接的メッセージの与え方としては、憧れている職人さんを聞きます。そして、その方の仕事を見てもらい、その後感想を聞きます。
上司:「率直な感想は?」「どうスキルアップすれば、あの人に近づけそう?」
部下:「そうですね、一つ一つの動作に無駄がないです。」
今までこっちがアドバイスや答えを言っていたものが、質問によって自分で何かを気付き、答えを出してくるんですね。
こっちの方が楽ですよね。
まとめ
人材育成の難しいところは、自分が受けてきた教育が必ずしも相手にとっていいとは限らないことです。
つい自分がこれで上手くいったんだから、これで育てられたんだからと思ってしまうと、部下にも同じような教育をしてしまいます。
また学校教育が「ああしなさい」という直接的メッセージでの教育なので、それを教育だと勘違いしてしまうんですね。
それも大事ですが、実は自主性を伸ばすためには間接的メッセージの方が効果的だということを覚えておいてください。
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小宮勇人
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