会社のメイン商品「職人の技術」を育てる

人を大切にする経営で前年対比売上150%達成

社員の自主性と責任感を育て
単価アップにつなげる人財育成をしている小宮です。

 

人材不足の中、若手と女性が活躍する原田左官工業所という会社をご存知でしょうか?

『あらたな”プロ”の育て方』という本があります。そこに会社のメイン商品は「職人の技術」と記載がありました。

 

  

確かにそうですよね。「職人の技術」を高めることが会社としての価値を高めていきますよね。

原田左官工業所の原田社長は「職人の技術」を高めるために「気を付けている事」「モチベーションの高め方」「成長のうながし方」について書かれているので、その点について考えていきます。

 

職人のモチベーションについて高めようとしてますか?

プロの職人として仕事をしている人は、職人として接してもらいたいですよね。もし職人として扱わらなければ、やる気がなくなるし、成長したいと思いません。では職人として扱うとはどういうことなのでしょうか?

例えば、

「今度、こういう現場があるから行ってくれるか?」

「ここの納まりはこうやってくれ」

「あの現場終わったか?」

「次はこの現場行ってくれるか?」

日々このようなやり取りだけでは、まぁ面白くないですよね。仕事をお願いする時、めんどくさい感が伝わると最悪ですね。また、新しい提案をしても職人さんに受け入れてもらえない場合もあると原田左官工業所の原田社長は言ってます。その場合、この2つのポイントを外していると上手くいかない事が多いようです。

そのポイントは、

「技術への自信」と「納得できる仕事」 です。

原田左官工業所の原田社長は、職人のモチベーションを高めるために、「ここのポイントを押さえておかないといけません」ということで、2つのポイントを言っています。それは

職人が職人として扱われていると感じるのは、 「技術への自信」と「納得できる仕事」 を感じられるかどうかです。

職人のモチベーションを高めることも、職人の成長を促すことも、この2つのポイントがカギだと。 実際に社長からの提案が職人に上手く伝わらない時は、このポイントをはずしていることが多いと本の中で話されています。

例えば、仕事を職人さんに依頼するとき、その仕事は、「技術への自信」につながるモノでしょうか?

または、その職人さんの技術を頼ってお願いしているモノなのでしょうか? その仕事は、職人さんが納得できる仕事なのでしょうか?

または、納得できる仕事ができる環境があるのでしょうか?

それは職人さんのモチベーションに大きな影響を与えます。

 

職人のモチベーションを高めるための6つのポイント

本の中では職人のモチベーションを高めるための6つのポイントについて話されています。

  1. 職人の給与体系
  2. 職人的ライフスタイルを尊重
  3. 賞与の査定
  4. 役職でものを言わない
  5. きちんと褒める
  6. 信頼関係を結ぶ

モチベーションを高める① 職人の給与体系

職人は働いてナンボだという意識があるから日給月給の形をとっているようです。そして好きな時に働き、好きな時に休む、社員であるけど職人でもあり、会社に貢献はするけど、縛られたくはないという気持ちが存在していると思うと原田社長は言っています。

モチベーションを高める② 職人的ライフスタイルを尊重

原田左官工業所では現場に支障がなければ、かなりフレキシブルに休みが取れるようです。がっつり働いて、2週間休みを取りモルディブに釣りに行ったり、子供が小さい女性職人やリタイヤ間近の職人は自分のペースに合わせて仕事をしているようです。一般の会社員の方と俺たちは違うんだ、という感覚が得れると職人としてのプライドも高まりそうですね。

モチベーションを高める③ 賞与の査定

今までは賞与という考え方はなかったようですが、出勤さえしていれば同じ日給がもらえるというのでは、モチベーションに影響を与えるだろうということで、半年ごとに賞与を出しているようです。その評価項目としては、「本人の仕事への取組み姿勢・現場での評価・仕事の出来栄え・全体会議への出席回数」だそうです。会議への出席は強制ではないようで、ただ「全体会議に出た方が賞与に反映されますよ」という賞与を会議出席の動機付けにしているようです。

 

モチベーションを高める④ 役職でものを言わない

原田左官工業所では、昇進という考え方がないようです。「一生現場で働きたい」というのが職人の本音のようで、役職への昇進はモチベーションアップにはつながらないと考えているようです。また職人的価値観においては、腕のいい職人かそうでない職人かが問われるだけで、役職による上下関係はわずらわしいだとも言っています。職人は職人のいう事しか聞かないようで、現場経験が半年しかない原田社長の話は言っても伝わっていることが多いようです。今は役員兼職人の方に社長の意図を翻訳して伝えてもらっているようです。

 

モチベーションを高める⑤ きちんと褒める

職人だけでなく、誰もが仕事をすればほめられたいですよね。そして誰から褒められると一番嬉しいかというと職人としては尊敬している職人からほめられると嬉しいですよね。建築って仕上がってお客様から「うわぁキレイ」とほめられるのも嬉しいですが、それまでの過程や苦労については全然わからないんですからね。どんな苦労があって、工夫があって、気遣いがあったのか。こういう点を伝えるだけでもモチベーションはぐっと高まってきます。また原田社長は、自分の現場以外でヘルプの仕事をしてくれた方には、クオカードをお渡しして、感謝の気持ちを伝えているようです。 

モチベーションを高める⑥ 信頼関係を結ぶ

原田左官の職人は、社員といえどもスキルを持っているからいつでも辞めることができます。「辞めます」といったら引き留めることができないので、だからこそ信頼関係を築くことを大切にしているようです。社長であれば全ての現場を回ることが出来なくなってきますが、回れなくても職人が目配り・気配り・心配りを感じられるよう配慮しているようです。職人を機械のように、「あっちいけ」「次はこっちだ」「あれ片付けておいて」だけを言っていては、信頼関係は築けませんよね。

 

あなたは、職人のモチベーションを高めるために、どのような対応をしていますか?

 

職人の成長をうながすための6つのポイント

  1. 常にプラスαを求める
  2. スキル以外にも必要なこと
  3. 職人のマネジメント能力を開発する
  4. ボトムアップ機能を高める
  5. 研修を開催する
  6. ベテラン職人の新たな道をひらく

上記の詳細については、また順次書いていきますね。

 

  

まとめ

人材不足で仕事があふれている状況の方も多いのではないでしょうか?極端に忙しくなく心に余裕があれば、丁寧に接することもできるでしょう。ただ極端に忙しく心に余裕がない時、その時職人さんにどのように仕事を依頼するのかで、相手のプライドを傷付けるか、よしやってやろうとなるのか、変わってきます。

ポイントは、「技術への自信」と「納得できる仕事」 

様々な状況の現場がある中、「あなただからお願いしたい」という気持ちで相手に伝えているでしょうか?

人ってその人の伝え方で、相手の気持ちも伝わってくるんですよね。

丸投げ感が伝わる伝え方なのか、あなたの力を借りたいという気持ちで伝えているのか、ちょっとしたことですが、大きな違いを生みます。

 

相手の技術を信頼し、力を貸してくれませんか?という気持ちで、コミュニケーションを取っていきませんか?

 

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小宮勇人

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