人を大切にする経営で前年対比売上150%達成
社員の自主性と責任感を育て
単価アップにつなげる人財育成をしている小宮です。
あなたの会社のいいところはなんですか?
そして、この質問に対して従業員は何て言うと思いますか?
社長の前でそんなこと言える?
人材育成が上手な方は、何が上手なのか?
それは、部下がミスや失敗をした時の対応が上手なんです。
ある会社で会議のファシリテーションをしていた時、その会社の従業員の方がこんなことを笑顔で言っていました。
「うちの会社のいいところは、失敗ができるところだよな~」
しかも社長がいる前で。
私は思いました。
こんな会社がもっと増えると、イキイキ働ける方が増えるんだろうなぁって。
あなたの会社の従業員は、どうですか?
社長がいる会議の中で、
「うちの会社のいいところは、失敗ができるところだよな~」
って、言える環境でしょうか?
失敗ができる環境が失敗を少なくする
従業員が失敗ばかりしていては、会社はつぶれます。
だから失敗は極力してもらいたくないのが、社長の本音です。
でも、なぜ 「うちの会社のいいところは、失敗ができるところだよな~」 と従業員が言っても、そこの社長さんは怒らないのでしょうか?
理由は、その方が従業員も会社も成長するからです。
失敗ができる会社の方が従業員も会社も成長するってどういうこと?
では、従業員の皆が失敗しないという状況を考えてみましょう。
工事して全く失敗しないんです。
それはある意味素晴らしいかもしれませんが、別な見方をすると、各個人ができる簡単なことしかやっていないとも言えます。
そして絶対に失敗してはいけないという環境だったら、新しいことや難しいことにはチャレンジはしないですよね。
それって成長できるのでしょうか?
従業員の成長は、会社の成長です。
従業員が成長しないということは、会社の成長もなく、それこそ大失敗ということで倒産の道へ進んでいきます。
基本的に誰もが失敗を嫌がります。
さらに「失敗したら怒られる」という環境だったらどう考えますか?
私だったら、失敗しないようにできる能力の中で行動をします。
失敗もいやですが、怒られるのはもっと嫌なので。
失敗ができる環境から失敗を活かせる環境へ
従業員が成長するために大切なのは、失敗ができる環境以上に、失敗を活かせる環境なのかどうかです。
活かせるとはどういうことか?
それは話を聞ける環境があり、その失敗に対して質問とフィードバックができるかどうかにかかってきます。
例えば、
部下:「○○先輩、失敗してしまいました。」
先輩:「失敗したか~」「具体的には?」
部下:「カクカクシカジカとやってしまいました。」
先輩:「そうか。今回の失敗から何を学んだ?」 ← この質問がとても大事です。
この質問によって部下は、学んだことにフォーカスが当たり、自分を責めたりはしにくくなるんですね。
また上手くいったときって、この質問をしても学びが少ないんです。
例えば成功して、そんな状況の時に
「今回の成功から何を学びましたか?」といっても、成功したんだからいいじゃんと思うし、記憶に残りにくいんですね。
失敗したから「くそ~」と思い、その気持ちがあるから記憶に残り、次はしないようにしようと思うわけです。
先輩:「そうか。今回の失敗から何を学んだ?」
部下:「○○を学びました」 ← 自分で答えを出させることが大事
先輩:「いい学びになったな。俺からフィードバックしてもいいか?」
部下:「はい、お願いします。」
この「フィードバックしてもいいか?」 「はい、お願いします。」 と相手に許可を取ってから伝えるのはとても大事です。
許可を得るとは相手の心の扉が開き、注意指摘が入っていきやすくなります。
逆に許可なく話を進めると、相手は心を閉ざし、せっかくのいいアドバイスも入っていかないんですね。
それでは残念ながら成長にはつながりません。
質問とフィードバックは、相手を成長させるためにとても強力なスキルですので、あなたも活用してくださいね。
まとめ
人は環境によって大きく変わります。
特に失敗できるかそうでないかは、とても大きな影響を与えます。
そして、その失敗できる環境を活かすためには、質問とフィードバックがとても大事なんですね。
そうするためにも失敗を恐れず、チャレンジしてみてくださいね。
あなたの会社は失敗してもいい環境ですか?
さらにそれを活かすために「質問」と「フィードバック」を使っていますか?
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Efyees株式会社
小宮勇人
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