人を大切にする経営で前年対比売上150%達成
社員の自主性と責任感を育て
単価アップにつなげる人財育成をしている小宮です。
従業員を抱えると悩みはつきません。
全てにおいて思った通りに行動してくれるわけではないので、想定外の行動をされるとついついイライラして「何やってんだよ〜」と怒ってしまう場合があります。
ただ最近の若い人達は、怒られるとやる気が一気に下がったり、あるいは辞めてしまう場合もあり、どうコミュニケーションを取ったらいいか困っている経営者の方も多くいるのではないでしょうか?
ただ、相手をコントロールしたければ、まずは自分の感情をコントロールすることが先ですし、そっちの方が楽です。
戦わない無敵
無敵というとマリオがスターを手に入れた時のスーパーマリオをイメージするかもしれません。または、誰も敵がいない最強をイメージするかもしれません。
私も昔はそうでしたが、この本を読んで「無敵」の考え方が変わりました。
小林正観先生の「100%幸せな1%の人々」という本があるのですが、こんなことが書いてありました。
小林先生には娘さんが2人います。お姉ちゃんは、染色体の異常で筋力が人の3分の1くらいしかないようで、ひとつ下の娘がお姉ちゃんがおもちゃで遊んでいると、そのおもちゃを取ってしまうようです。
妹はお姉ちゃんに意地悪をしようというわけではなく、お姉ちゃんが遊んでいるおもちゃに興味があるだけのようです。
姉としては、自分が遊んでいるおもちゃを取られるわけですから怒ってしまうのが普通ですが、怒らない。
おもちゃを取られたら、また別のおもちゃで遊び始めます。 そうするとまた妹がそれに興味を持ち、姉はまたおもちゃを取られます。
それを、何回かすると妹はお姉ちゃんのおもちゃを引っ張って取ろうとせず、最後は2人で一緒に遊んだようです。
ただ、取られたら取られたままで、次に自分は「何を持ってこようか」と考えるだけで、取られたことで不機嫌になっていないし、ニコニコ遊んでいる。 戦わないで、争わないでいると、ついには相手は一緒に遊ぶことになる。
この方法は簡単だし、楽しいし、敵を作らない。
それどころか味方にしてしまう。彼女の生き方は「無敵」でした。
と、書かれていたんですね。 これを読んだときは、確かに無敵なだと思いました。
問題解決をするときの5つの方法
先程の本に、さらにこんなことが書いてありました。
問題解決をするときの5つの方法
1.戦うこと
2.逃げ出すこと、回避すること
3.我慢し続けること
4.気にしないこと
5.気にならないこと
1〜3は、普通にしてますが、4や5の解決方法は斬新でした。
目の前に問題があるからそれを解決しようとするわけですが、はじめから問題自体を感じないという根本的な解決方法「気にならない」という考え方には本当に感動しました。
先程のお姉ちゃんのメンタルはまさにそうですね。
まとめ
人は鏡と言われますが、まさにそうです。この野郎とこっちが思うと、相手もこの野郎と思います。こっちが感情的にならなければ、相手も感情的になりません。
従業員は大切な仲間です。一時の感情で、大切な仲間を失っては本当に勿体ないです。相手のコントロールの前に、まずは自分の感情のコントロール力をつけていきましょう。
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Efyees株式会社
小宮勇人