人を大切にする経営で前年対比売上150%達成
社員の自主性と責任感を育て
単価アップにつなげる人財育成をしている小宮です。
従業員の「不満足感」を減らすと、従業員の「満足感」は増えると思いますか?
逆に、従業員の「満足感」を高めると、従業員の「不満足感」は減ると思いますか?
つまりシーソーの様な状況なのでしょうか?
例えば、従業員の「不満足感」の要素に
・職場の人間関係
・給与
・会社の方針、施策
・作業条件(急に突貫工事が入ったり、少ない人数で終わらせろなど)
などありますが、これらの「不満足」となる要素を解消すると「満足感」は増すでしょうか?
逆に、従業員の「満足感」の要素に
・達成感
・達成の承認・評価
・仕事そのもののやりがい
・責任
・昇進、成長の可能性
などがありますが、これらの「満足感」が満たされないと「不満足感」は増えるでしょうか?
実は、従業員の「満足感」と「不満足感」はそれぞれ別ものであり、それぞれに対して対応することが大切になります。
これは、ハーズバーグの二要因理論(動機づけ・衛生要因理論)といわれるもので、多くの方が「満足感」と「不満足感」は関係しているものだと勘違いしています。
つまり、従業員の「不満足感」を減らすと、従業員の不満の発生を抑制できますが、「不満足ではない」という状態になるだけで、従業員満足度のアップにはつながらないという事。
また、従業員の「満足感」が高まっていなくても、それは「満足でない」状態になるだけで、不満が大きくなるわけではない、という事です。
そこで、
仕事に「不満をもたらす要因」と「満足をあたえる要因」とは異なるので、以下の2つの方向性が必要になってきます。
①「不満をもたらす要因」を改善し、やる気をそがないための方策を立てる
②「動機付け要因」の観点から仕事の質を高めていくこと(職務充実を図ること)で、やる気を高めるための施策を立てる
まずは今回の内容を知っているだけでも、大きいですよね。
「社員の不満足を解消したのに、全然やる気アップにつながっていないんだよな~。」
「やる気はあるんだけど、不満も多くてさ、困っちゃうんだよな~。」
というような、言葉を発している方は今回の内容を知っていないわけですからね。
あなたは社員の「不満を減らすこと」と「満足感をあたえる」ために、何を行っていきますか?
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Efyees株式会社
小宮勇人