人を大切にする経営で前年対比売上150%
社員の自主性と責任感を育て
単価アップにつなげる人財育成をしている小宮です。
先日、講演会でアトランタオリンピック金メダリストの岩崎恭子さんのお話を聞く機会がありました。
そこでの気付きをシェアしますね。
岩崎恭子さんは、14歳と6日で世界No.1の金メダリストになった人です。
凄いですよね。
岩崎さんのお話で印象的だったのが、金メダルを取った後のお話でした。
金メダルを獲ると外から注目され、いい事だけならいいのですが、嫌なことも多ったとお話されてました。
例えば、
金メダルを獲った1年後、実家の家を建て替えたようなんですが、「あのうちは恭子ちゃんが建てたんだよ」と私に気付いていないタクシーの運転手に言われたり、(金メダルを獲るとJOC(日本オリンピック委員会)から300万円を頂けるようなのですが、その金額では家は建てられない。実際はお父さんが一生懸命働いて建て替えたのに・・・と言っていました。)
恭子ちゃんのお母さんは講演会で稼いでいるとか
外で歩いていると「あっ、岩崎恭子だ。私、好きじゃないだよね~」と知らない同世代の人から、聞こえるように言われる
と、火のないところに煙が立ちまくっていたようで、かなり嫌な思いをされていたようです。
まだ中学生ですし、「なんで私だけこんな目に合わないといけないのか」と、かなりストレスを抱えていたようです。
そうなると
人に顔を見られたくないし、常に前かがみになり、気分は下向きだったようです。
金メダルを獲った2年後、引き続き強化選手として選ばれ
中学一年の時に初めていった場所(アメリカ)で練習をすることになり、
その時に昔のことを思い出したようです。
当時の私は今のような気持で練習をやっていなかった。
泳ぐのが楽しかったし、いつもお姉ちゃんの記録を抜きたかったし、常に一番になりたかった気持ちがあった。
また、有名なハリウッド女優がパパラッチにあっていた場面にも出くわします。
撮られていることを気にしないで、優雅に歩いている姿に
外の目を気にしていてもしょうがないと思ったようです。
さらに、同級生のライバルが日本記録を出した姿に影響を受け
「自分ばっかと何やっているんだろう?」と思ったそうです。
そして、気持ちが吹っ切れ「アトランタオリンピックに出る」と心から決めたようです。
その時に
人からどう思われてもいいと思えるようになり、
自分や近くの人から認めてもらえればいいと思えるようになった
と話していました。
金メダル後の2年間は、ただ練習に行くだけで
今考えると、ただ泳がされていただけだったなと思ったようです。
自分の気持ちも何も入っていない
一番上の代表になれないのは当然だと、今ならわかります。
当時は練習しているのに何で記録がどんどん落ちていくんだろうと思っていました。
考えてみれば、自分から進んでやることと、人から言われて行う事の違いっていうのをその約2年間感じたのがアトランタまでの2年でした、とお話されていました。
意思があるのか、ないのかによって同じ行動をしていても結果が変わる。
今回のお話から改めて自分が〇〇したいという意思の大切さに気付きました。
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Efyees株式会社
小宮 勇人