人を大切にする経営で前年対比売上150%
社員の自主性と責任感を育て
単価アップにつなげる人財育成をしている小宮です。
「日本でいちばん大切にした会社」大賞で受賞された伊那食品工業 株式会社さんです。
伊那食品工業 株式会社
「日本でいちばん大切にした会社」大賞は、
①従業員とその家族、②外注先・仕入先、③顧客、④地域社会、⑤株主
上記、すべての人を幸せにするために「正しいことを、正しく行っている企業」へ贈られます。
伊那食品工業 株式会社の主な受賞理由は
①「会社の目的は社員の幸せを通して社会に貢献すること」を経営理念として、リストラなしの年輪経営を50年以上実践し、末広がりの経営に努めている
②社員のモチベーションが高く、離職者はほとんどいない
③人財育成や研究開発等にかかる未来投資が大きい
④新規採用にこだわり、毎年30名前後を採用目標としている
⑤地域の文化継承への取り組みや社会に対する貢献活動は傾注に値する
伊那食品工業株式会社の井上社長は、会社経営について以下のようなことを言っています。
当社はかねてより、『会社の真の目的は利益でも成長でもなく、社員はむろんのこと、会社を取り巻くすべての人々がよりハッピーになることであり、利益はそのための手段に過ぎない。そしてそれを保証するためには、会社が永続することが何よりも大切である』と考えてきました。
会社の目的は、利益だと思ってませんか?
会社の真の目的は、会社を取り巻くすべての人々がよりハッピーになることではり、利益はそのための手段だよということ。
特に会社を構成する社員こそ、会社の成長とともにより「幸」になってしかるべきであり、この保証こそが、社員のモチベーションや正しさの源泉だと信じてやってきました。大きなファミリーという発想です。
経営者のみが勝手にファミリーだと思い込んでも社員側がそう思ってやってくれなければ意味がありませんので、人間としての基本的な教育、例えば、何のために働くのか、何のために学ぶのか、何のために会社は存在し、何のための利益や成長なのか等々、あるべき人間の姿や会社の形などについても全員に理解させるよう努めてきました。また、そのために理念を実行してきました。
何のために働くのか?
何のために学ぶのか?
何のために会社は存在するのか?
何のための利益や成長なのか?
これを社員と考え、その考えを共有し、仕事をすることは非常に大切ですし、それが会社としてまとまっている状況です。
逆に一人一人がこれを考えず、社長に言われた通りに動いている状況であったら、外からはまとまっているように見えるけど、心はまとまっていない状況だと言えます。
利益追求型や高成長型よりも会社の永続に価値を置いた経営、永続こそ
すべての人々をハッピーにし、地域や関連業界、ひいては国家のためにもなるのではないか。永続するということは、最近の経済界の動きをみるにつけ大変難しいことだと思います。だからこそ価値があるのです。
何のために働くのか?
何のために学ぶのか?
何のために会社は存在するのか?
何のための利益や成長なのか?
これを考えるにあたって、まずはビジネスとはそもそも何なのか?を知っておいてください。
ビジネスとは、「問題解決」だということ。
「問題解決」をして、世の中に貢献しているわけです。
世の中に貢献しているからこと、世の中から必要とされるわけです。
必要とされるから、存在することができるわけです。
あなたの会社は、どんな問題を解決して、世の中に貢献してますか?
そしてその問題解決は、あなたの会社でないとダメなのでしょうか?
「あなたの会社で働きたい」と言われる
魅力的な会社のサポート
Efyees株式会社
小宮勇人