人を大切にする経営で前年対比売上150%達成

社員の自主性と責任感を育て
単価アップにつなげる人財育成をしている小宮です。

コーチングを教えているコーチ・エィという会社のメルマガを読んでの気付きについて書きます。

メルマガ本文には「ピグマリオン効果」についても書かれていますが、改めて他者評価による自己暗示って強い影響があるなぁと思いました。

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他者の「見方」はその人自身に取り込まれる
「The New Yorker」で興味深いリサーチ結果に関する記事を読みました。

スタンフォード大学での研究で、自殺した人の遺書を大学生に読ませました。半分は本物で、もう半分は適当に作った偽物です。

どの遺書が本物の遺書であるかを見分けるのが、生徒のタスクです。

生徒が見分けた後、実験者は一方の生徒のグループに、25件のうち24件正解したと伝えました。実際の正解数は全く無視して。

もう一方のグループには、10件のうち1件しか正解しなかった、と伝えました。こちらも、本来の正解数は全く無視して。

その後、実験者が伝えた正解数は嘘であったことを生徒に明かしました。その上で、自分たちの正解数はどの位だったと思うかを、生徒に尋ねました。

興味深いことに、24/25のグループの生徒は、「自分たちは平均よりもかなりできたと思う」と答え、1/10のグループは、「平均よりもずっと悪かったと思う」と答えました。

リサーチャーは結論付けます。

「一度形成されると、印象はずっと続いてしまう」
(Once formed, impressions are remarkably perseverant.)

他者からの「見方」によって形成された、自分自身に対する自分の「見方」は、なかなか取り払うことが難しいということを、この一文は示しています。

部下の「部下自身に対する見方」をリフレッシュする
https://coach.co.jp/view/20180523.html

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これを読んで思ったのが、2点。

「一度形成されると、印象はずっと続いてしまう」
(Once formed, impressions are remarkably perseverant.)

他者からの「見方」によって形成された、自分自身に対する自分の「見方」は、なかなか取り払うことが難しい

という文から

一つは、人材育成をする上で「自分自身はできる人間ではない」と思い込んでいる人に対しては、その思い込みを取り払うのは難しいんだなぁと改めて思ったこと。

もう一つは、第一印象の重要性です。

第一印象は、心理学では言葉を発するまでもカウントするそうなので6,7秒と言われています。

たった6,7秒で、相手に対しての思い込みができるわけですが、このメルマガの話から考えると、その思い込みによる印象は長く続くんだなぁと。

なので改めて第一印象って重要なんだなぁと思いました。

特に力のある人からの言葉って、影響力があり、ずっと印象が残りそうですよね。

ある社長さんから「成功するための心構え三則」について教えてもらいました。

  • 自分はできると信じること
  • 諦めないこと
  • やり続けること

「自分はできると信じること」本当に大事ですね。

またこの言葉は、自分自身に対してもそうですが、人材育成をする上では相手に対してこの三則を思い、接し続けることができるのか?ということが、改めて重要だなぁと思いました。

真面目な人って、他者からのマイナスの言葉をまともに受けたり、ちょっとしたミスでも自分自身を必要以上に責めたり、自分に対してのマイナス暗示をかけ過ぎていて、だから苦しんでいる人が多い。

それは非常にもったいない。

嫌いな人間にかけられた暗示に支配され続ける人生はもう卒業しよう。

そして、卒業させよう。

これをここまで読んでくれたあなたは、できる人です。

信じてくれますね。^_−☆

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Efyees株式会社
小宮勇人