人を大切にする経営で前年対比売上150%達成
社員の自主性と責任感を育て
単価アップにつなげる人財育成をしている小宮です。
NLPの第一人者とも言われている山崎啓支さんのArt of Coaching というセミナーを受講して来ました。
そこでの学びや気付きについてシェアしますね。
人を理解するのにとても大切な概念です。
難しい言葉も出て来ますが、なんとなくでも知って頂ければと思います。
セミナー会場から見えた東京スカイツリー
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無意識は、生命維持のため安全・安心を追求し、そして脳内にプログラムが出来上がる。
0歳から7歳までに、自分自身を守るためのプログラム(無意識)が殆どが出来上がる。
当時はとても弱かった自分を守るために出来上がったプログラム(無意識)によって今を生きている。これで、自然なパフォーマンスは発揮できるのか?
プログラムは後天的に身につけたのも
だから、プログラム ≠ 自分
「意識」「無意識」「プログラム」はそれぞれ独立している
セルフ1(普段の状態)
意識とプログラムが同一化している状態
→自己防衛のために大半のエネルギーが使われている
セルフ2(フロー状態)
意識とプログラムが分離している状態
→自己防衛のためのプログラムが分離しているため無意識そのものの性質が出やすい。そのため最高のパフォーマンスが発揮できる。
人前での発表、犬恐怖症、対人恐怖症、高所恐怖症など、頭で理解していても、無意識(プログラム)が反応して、普段通りのパフォーマンスを発揮できなくなる。つまり、セルフ1の状態。意識とプログラムが同一化している。
子供の頃、小さい犬に噛まれた
その犬に噛まれたのに、多くの犬にも恐怖を感じるようになる
階段から落ちた
ある階段から落ちたことなのに、ベランダや高所も怖くなる
脳は類似なものを広げる性質がある
これを「一般化」という。
「一般化」によって誇張された狭い世界で、我々は生きている。
数学がダメなのに、勉強全部がダメと変な思い込みが出来上がる。
プログラムは安全装置であり、記憶である。
その記憶を土台とした発想では、保守的な考えしか出てこない。(セルフ1の状態)
コーチングは、その無駄な幻想を外すのに有効な手段である。(セルフ1からセルフ2の状態へ)
よって、コーチングによって無駄な幻想(安全装置プログラム)が一時的に外れるため、表現力、発想力、創造性が自然な状態で発揮され、成長や目標達成が加速度的に進む。
● コーチングとは
「コーチ(Coach )」という言葉が登場したのは1,500年代で、はじめは「馬車」という意味でした。1,840年代には、英国で、学生の受験指導する個人教師のことを「コーチ」と呼ぶようになり、1,880年代にスポーツの分野で使われるようになりました。1,950年代にはマネジメントの分野でコーチと言う言葉が使われるようになり、1,992年後半に、米国にてコーチを育成する機関が誕生しました。
コーチングとは、人がよりよく生き、チームが最大の能力を発揮できるよう支援するプロセスとパートナーシップです。一人ひとりの個性を認め、答えはその人の中にあること、人間の持つ能力や可能性を信じるという人間観に基づき、人々の長所を引き出し、障害や限界を克服して最高の状態に到達し、自発的な行動を促し、相手の成長と自己実現を支援します。
コーチは相手の自発的な行動を促し、相手の可能性を信じて関わります。コーチとは、相手の方の能力や可能性を最大限に引き出す最大のサポーターであり、パートナーです。
出典:Art of Coaching コーチングとは
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今回のセミナーで、コーチングは、単に質問やフィードバックによる表面上の言葉のやり取りではなく、相手の無意識の自己防衛プログラムを外すために非常に有効だということが大きな気付きでした。
意識では、成功したい、行動したい。
そう思っていても、なかなか行動できないのは、「意識」の2万倍の力をもつといわれている「無意識」によって制御されてしまうから、上手くいかないわけですよね。
経営者ご自身の成功や部下の力を最大限に発揮させてあげたいと思っている方は、コーチングを学ぶこと、是非お勧めします。
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小宮勇人