Ⅰ.この講座が目指すもの(意識変革の第一歩)
この研修で目指すものは、「意識改革」です。
理由は、知識を得たところで、またやり方を整備したところで、根本的な解決にはならないからです。
最近はニュースでコンプライアンスに関する問題が多く取上げられていますが、それは知識がなかったから問題が起きてしまったんでしょうか?
またやり方が整備されていなかったから問題になったんでしょうか?
例えば、
・個人情報流出問題
・従業員によるTwitter上の不正書き込み
・食品への異物混入
・在庫品の持ち出し
・企業秘密の漏えい
・水増し請求
・粉飾決算
など、コンプライアンス問題を挙げたらキリがありませんが、
残念ながらこれらの問題は本人がやってはいけないということを知っていて意図的に行っているわけですよね。
もちろん知識教育、やり方の整備等はとても大切ですが、それ以上に大切なのが「意識改革」なんではないでしょうか?
「意識改革」とは、会社のルールだからやっている、上司が言うからやっているではなく、
コンプライアンス問題に対して自ら学び、考え、様々な現場の状況に応じて何がいいのか悪いのかに「気付き」
そして対応し、様々な状況に応じた対策を社員と共に「築いていく」という「自立型の意識」を皆さんで持つということです。
また変化の激しいこの時代だからこそ継続行動がとても大事になってきます。
「継続的な意識改革」ができる環境を作るための第一歩としてわれわれのコンプライアンス研修があります。
社員自ら現場の状況に応じて「気付き」「築いていく」、そして「継続的な成長」をしてく職場環境を是非一緒に作っていきましょう。