「まず与える」これが機能するためには

人を大切にする経営で前年対比売上150%達成

社員の自主性と責任感を育て
単価アップにつなげる人財育成をしている小宮です。

 

カルビーを9年で売り上げを 1.8倍、営業利益を6.1倍弱に伸ばした松本晃氏についての記事からです。

参照:「リーダーは大きな目標を立てよ。そうすれば会社の仕組みと風土は変わる」松本晃カルビー会長(前編)

 

 

 

スポーツのチームでもそうですが、トップが変わると組織が変わり、成果も変わります。

 

ではカルビー前会長の松本氏は、どのように社員の意識を変えてきたのか?

長い年月が経った大きい組織ほど、様々なしがらみがあり、組織の意識改革は、非常に困難が伴います。

 

もしあなたが、カルビーのトップに就いたら、どのように組織をより良く変えていくのか?

そんな視点で考えると、自分にとってのいい気付きにつながるんではないでしょうか?

 

松本氏はリーダーシップに対して以下のように定義してます。

「組織を率いて、継続して成果を出し、結果に対して責任をとること」

 

そして具体的に大切にしている事の第一としてあげていたのが

 

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(1)まず与えよ。仕事はギブ&テイクである

経営者が社員と向き合うとき、社員は何を求めているのかを考えることは大前提です。

そもそも“豊かさ”とは、時代によって変わります。団塊世代である我々の若い頃は社会全体が貧しかったので、豊かさといえば圧倒的にお金でした。

ところが今の若い人たちは、時間的、社会的な豊かさが第1。2番目がワクワクする仕事、3番目が人間としての成長です。この順番でさえ人によって違います。「豊かさ」ひとつとっても、その考え方は多様、それが現代です。

マネジメントに立つ人は、若い社員が何を求めているかを知らずして経営はできません。従って、自分の求めているものと若い人たちが求めているものは違うという前提に立つことです。

そして、彼らが求めているものをまず与えることです。求めるものをまず与えない限り、彼らは経営者が望むようには働きません。

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「まず与えることが先ですよ」というのは、よく聞くと思います。

ただここで多くの間違えが起きるのは、自分が欲しいモノを与えようとしてしまう事です。

「自分が欲しいんだから、社員も欲しいだろう」と安易に考えてしまうと、上手くいきません。

 

松本会長は、今の若い人達の望むモノを

第1:時間的、社会的な豊かさ

第2:ワクワクする仕事

第3:人間としての成長

とし、彼らがそれが得られるようサポートしていきます。

 

具体的には、

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世の中はギブ&テイク。経営者と社員の間では、ギブが先です。その代わり、会社が社員からテイクするものもありますよ。それは実に簡単。成果です。

私がカルビーでまず社員に与えたものは、時間という豊かさです。働き方改革により、ライフワークバランスを徹底しました。成果さえ出せば、じっと会社にいる必要などない、早く帰って自分の時間を豊かに過ごそうということを奨励しました。2人の子どものいる女性社員を事業本部長に指名する際には、 毎日4時に退社することを約束させました。4時ではムリ、ではない。4時に帰ることを決めると、自ずとそれに合わせて働き方を工夫するものです。事実、彼女はそれが可能だと証明してくれました。

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「2人の子どものいる女性社員を事業本部長に指名する際には、 毎日4時に退社することを約束」

え~、4時退社って無理でしょ?ではなく、どうしたら4時に帰れるのかを工夫・改善して、それを実行したわけです。

 

例えば、今の会社を週休2日にする、という事に対して

「え~、そんなの無理だよ」ではなく、どうしたらできるかを工夫・改善して、社員と共に実行していくわけです。

 

ここでの大事なポイントは、「社員がそれを得たいかどうか?」です。

「社員がそれを得たい!!」

そういうモノに対して、社長と共に実行していく。

得たいモノに対して、社員は自主的に動きます。

また実行して得たいモノが得れれば、社長に対しての感謝が生まれ、次は社員が会社に対してどう貢献できるかを、より真剣に考え、行動できるようになるわけです。

 

(1)まず与えよ。仕事はギブ&テイクである

 

 

シンプルですが、これが基本です。

 

あなたは社員にまず何を与えますか?の前に、社員は何を得たいと思っていますか?

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Efyees株式会社
小宮勇人