人を大切にする経営で前年対比売上150%達成
社員の自主性と責任感を育て
単価アップにつなげる人財育成をしている小宮です。
人材から人財になってもらうためには、人が物を買う時は「付加価値」を買っているという事をまず知らなければいけません。
例えば、
「うちは、クロス工事してます。」
「わが社は、屋根工事してます。」
「塗装工事専門の会社です。」
工事会社の人は、お客様に自分の専門の工事についてそう伝えるでしょう。
そしてお客様は、ちょっとした内装のリフォームをしたいなぁと思ったら、その工事にあった工事会社にお金を払います。
つまり
工事会社はお客様に「リフォーム工事」を売る
お客様は、工事会社から「リフォーム工事」を買う
これが普通です。
ちょっとコーヒーを例に、考えてみましょう。
ある喫茶店のメニューにコーヒーが載っていました。
コーヒーA・・・・300円
コーヒーB・・・・300円
コーヒーC・・・・300円
お客様が、メニューを見て店員さんに聞きました。
客:「何が違うんですか?」
店員:「コーヒー豆もコーヒーを入れる機械もコーヒーカップもその他全て一緒です。」
そういわれたら、あなたはどれを選びますか?
恐らくすぐ選べないですよね。
では、
コーヒーA(日本産)・・・・・・300円
コーヒーB(コロンビア産)・・・300円
コーヒーC(中国産)・・・・・・300円
このメニューなら、どれを選びますか?
こう書いてあると、非常に選びやすいですよね。
何が言いたいかというと、お客様って特徴がないと選べないという事です。
例えば、以下のような記事がありました。
ハウスメーカー・工務店・建築設計事務所の違いはどこ?
https://suvaco.jp/doc/housing-partner-180718
お客様からすると、ハウスメーカー・工務店・建築設計事務所の違いも興味あると思いますが、それ以上にあなたの会社の特徴は何なのか、これが知りたいし、これで人は選びます。
例えば、以下のような状況になっていないか?ということ。
リフォーム工事会社A・・・100万円
リフォーム工事会社B・・・100万円
リフォーム工事会社C・・・100万円
先ほども言ったように特徴がわからなければ、人は選べない。
そうなると、同じ条件なら信用がある大手にお願いするか、安い工事会社でお願いをする、となるわけです。
またコーヒーで考えますが、
例えば、以下の様な料金設定にしたとしましょう。
コーヒーA(セブンイレブン)・・・・・・100円
コーヒーB(スターバックス)・・・・・・500円
コーヒーC(リッツカールトン)・・・・1,500円
これでもコーヒーって実際売れてますよね。
コーヒー豆やコーヒーを入れる機械は、確かに違うかもしれません。
でもコーヒー豆だけで考えたら、極端に値段は違わないですよね。
仮にセブンイレブンと同じコーヒー豆をスタバやリッツカールトンで使ったとしても、上記の値段で売れますよね。
もし工事会社に置き換えたら、
リフォームA(セブンイレブン工事会社)・・・・・・100万円
リフォームB(スターバックス工事会社)・・・・・・500万円
リフォームC(リッツカールトン工事会社)・・・・1,500万円
おー、何だこの値段の違いは!!
コーヒーの世界ではこういうことが起きているわけです。
この値段の違いは何なのか?
これが、「付加価値」の違いです。
お店はコーヒーを売っています。
お客様はコーヒーを買っています。
ただ、実際はお客様は「付加価値」を選び、「付加価値」買っているという事。
ここが本当に大事。
リフォーム工事も同じです。
リフォーム工事を売っているんですが、リフォーム工事を売るのではなく、「付加価値」を売ってください。
そうでないとお客様は選べないし、選べないと大手か値段の安いところを選ぼうとします。
あなたの工事の「付加価値」は何ですか?
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Efyees株式会社
小宮勇人