人を大切にする経営で前年対比売上150%達成

社員の自主性と責任感を育て
単価アップにつなげる人財育成をしている小宮です。

 

昔、建物に左官工事は必ず必要なモノでしたよね。

昔の自分の部屋を思い出しても、そういえば壁がザラザラしていたなぁと思います。

それが今は部屋の壁はクロスが当たり前で、外壁もサイディングが当たり前の状況に。

 

左官工事の仕事はどんどんなくなっていくわけです。

 

そんな中、左官職人を目指す人が毎年入社して、女性も多く いる会社があるのをご存知ですか?

その会社は、「日本でいちばん大切にしたい会社」大賞の審査委員会特別賞を受賞した有限会社原田左官工業所です。

 

 

人手不足の中、毎年左官職人として入社する人がいる。

何故そんなことが可能なのか?

 

「人を大切にする経営学会」のメルマガでこんなことを言っています。

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当社の目的・方針の一つに「職人を守る」というものがあります。なぜ、
当社がこの目的を掲げるようになったかというと、初代である私の祖父
原田辰三が50歳半ばで肺を悪くして現場を引退せざるを得なくなったということ
にあります。

明治の人で頑固な人でしたが、現場に出る、働くことが出来なくなり、寂しい
晩年を過ごしたようです。昔のことなので、年金や休業補償などもなく、
家で療養して過ごすというのは職人という生き方をしてきた人にとってはつらい
気持ちだったようです。

そのことがあり、現場で腕を振るってきた人こそ、何かがあって働けなく
なって補償がないのは寂しいじゃないかということで「職人を守る」ということ
が当社の目的になりました。

 

当初は職人を社員化し、年金・社会保障を手厚くできるよう進めていきましたが、現在では、時代が変わって昔ながらの左官の仕事が無くなっても、今求められている左官の仕事をみんなで覚えていくことで「職人を守る」、年齢が上がってきて昔のように現場で腕を振るうことが出来なくなっても教育係や見本作成など今までと違う役割で活躍できる仕組みを作り「職人を守る」という風に解釈が広がってきました。

 

当社では今、左官職人を目指す人が毎年、入社します。その中には女性も多く
います。「職人を守る」という会社の目的が浸透していった結果、様々な経緯
で入社した新人さんたちを職人さんたちが「育てよう」という意識で教え、
伸ばしてくれています。

「モデリング」というベテランの動きをビデオを見て真似るという今風の教育
方法を活用していますが、当社の育成の根本は「育てよう」というみんなに
意識にあるのかもしれません。

そのような社内の雰囲気の中、これからも新しい人を採用し、しっかりとした
職人に育て、左官という職業を未来にわたって続けていけるよう努力していきます。

有限会社原田左官工業所
代表取締役 原田 宗亮

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これを読んで思ったのは、「職人を守る」という強い想いが、このような形になっていったんだなぁと思いました。

 

誰もが想いを持っています。

「職人を守る」という想いを持っている人もいるでしょう。

 

でもなぜ結果が違うのか?

 

それは、想いを伝えるスキルがあるかないかで大きく結果が変わります。

想いが強すぎると、「なんで俺の想いが伝わらないんだ!!」と相手を攻撃してしまう場合があります。

まぁ、大抵これで上手くいかないか、強く言うと人間関係が悪くなる、あるいは辞めちゃうと思い、何も言えなくなってしまう経営者も多くいるのではないでしょうか?

 

でも、あきらめないでください!!

 

自分の想いを形にしている人がいるなら、あなたも必ずできます。

 

私もかつてはそうでしたが、人は変わろうと思えば変われます。

 

そのヒントをくれる飲み会をやっています。

タイミング合えば、遊びに来てくださいね。

 

第29回「3ランク上の建設業飲み会」

 

 

想いを形にするために、どんな一歩を踏みますか?

 

「あなたの会社で働きたい」と言われる
魅力的な会社のサポート

Efyees株式会社
小宮勇人