人を大切にする経営で前年対比売上150%達成

社員の自主性と責任感を育て
単価アップにつなげる人財育成をしている小宮です。

「日本でいちばん大切にした会社」の「審査委員会特別賞」を受賞した株式会社 王宮さんです。

株式会社 王宮 (道頓堀ホテル)

http://dotonbori-h.co.jp/

「日本でいちばん大切にした会社」大賞は、

①従業員とその家族、②外注先・仕入先、③顧客、④地域社会、⑤株主

上記、すべての人を幸せにするために「正しいことを、正しく行っている企業」へ贈られます。

(株)王宮さんの主な受賞理由

(1)経営ビジョンは「共に幸せと誇りを感じる会社」であり、理念に基づいた経営が貫かれている

(2)社員の誕生日プレゼントや、社員への年末年始の贈り物、新入社員の自宅への挨拶など実施し、社員満足度は極めて高い

(3)離職者は、過去3年間でわずか1人と離職率は極めて低い

(4)定年は65歳であるが再雇用にも熱心で、現在70歳以上社員が5名。最高年齢社員は77歳

(株)王宮では、働く人のやりがいを高めることを非常に大切にしているようです。

そして、やりがいを高めるために4つのことを常に深めていくことを意識して経営をしているようです。

やりがいを高めるその4つとは?

やりがいの1つ目は、社内に「自分の意見を聞いてくれる土壌があるかどうか」です。

自分が思ったことや考えたことを聞いてもらえず、上司から指示命令をされたことを、ミスがないようにこなすことが仕事になってしまうと、人はやりがいをなくしてしまいます。やはり、自分の提案を聞いてもらえ、そしてそれが実行できる仕組みが大切です。

2つ目は、「成長を実感できるかどうか」です。昨年の自分と、今の自分を
比べた時に、自分自身の成長を実感できると、それがやりがいにつながります。

3つ目は、「会社から大切にされている実感」です。スタッフは会社や経営者から大切にされていると実感すると安心して働くことが出来ます。

4つ目は、「自分の仕事が社会の役に立っているという実感」です。

と、以上4つが上がりました。

私が大切にしている言葉で、「ES(従業員満足)なくして、CS(顧客満足)なし」という言葉があります。

これって本当にそう思います。

従業員が満足していない状況で、お客様の満足を追求しようと思いませんよね。

会社で満足していない人は、その部分、つまり会社に対しての不満を解消しようと考えますし、無意識で考えてます。

ですか、顧客満足を追求しろと言っても、心からは考え、行動しないでしょう。

今回は、(株)王宮さんの事例をあげましたが、ここでのポイントは、従業員のやりがいを高める方法を、従業員と共に作り上げるということ。

(株)王宮さんは、こうだからそのまま採用しようではなく、従業員と時間をかけて、共に気持ちの込めたモノを作り上げる、これが本当に大切です。

なぜなら、その行為こそが、従業員満足につながる行為だからです。

あなたは、従業員のやりがいを高めるために、どんなことをしていきますか?

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Efyees株式会社
小宮勇人